午前中 NTTPCで作業
午後 総務省とドコモの「大規模災害時における通信の確保」に関するセミナー参加。
講師は
総務省 情報通信国際戦略局 技術政策課 課長補佐 篠澤 康夫氏
NTTドコモ 先進技術研究所 研究推進グループ 主幹研究員 滝田 亘氏
総務省は携帯電話の通信混雑対策として音声とメールにリソースを集中させ
動画などのリッチメディアを絞り込む対策を打とうとしている。
これは東日本大震災の時にパケット通信が平時の3〜4倍だったのに対して
音声通話が50〜60倍に伸びたためだそうだ。
NTTドコモは災害発生時に通信エリアを拡大して不通エリアをカバーしたり、
音声・メールの優先接続。被災地以外の地域のリソースを被災地に振り分けるなので
技術的な対策を2015年度を目途に実施する方向。
このベースの技術には仮想サーバ技術以外に仮想ネットワーク技術も複合的に
組み込まれている。自分も一時期仮想ネットワークに関わっていたのでいよいよ
想像していた世界が実現するんだなと、感慨深かった。