地方における「テレワーク」の軸の置き換え

最近、花巻空港に台北や上海のLCCが就航して、安い費用で海外に出かけられるようになった。それに呼応するかのように中小企業の経営者達がこぞって海外に販路開拓に出張するようになった。これまでは商社に買いたたかれていた海外への道を自ら開拓しようとしているようだ。

インターネットがいくら普及してもいきなり海外のマーケットにアクセスすることは難しい。現地に何度も足を運ぶ必要がある。

これまで、「ふるさとテレワーク」は首都圏の人が地方でも仕事を継続的にできるようにすることで、移住・交流人口の増を図るとするものだったが、地方におけるテレワークのもう一つの切り口として地方の経営者が遠隔で会社をマネージメントする支援の仕組みを強化する所にあるのかもしれない。

なぜ、経営者が行かなければいけないのかは必然で、それだけ限られた人材で事業を行っているからだ。

コンパスを回す軸を東京に置くのでなく、地元に置いたときまた新しい可能性・ニーズが生まれてくるのかと思う。

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